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11.11.2009 教育エッセイ

季刊発行されるSteiner Waldorf Schools Fellowship
(イギリスのシュタイナー学校をとりまとめる団体)
のニューズレターに、こちらの学校が紹介されていました。

Balamitra Waldorf inspired tribal nature schools
http://www.balamitra.org/balamitra/balamitraen.htm

イングランドのシュタイナー教員養成過程受講中の学生
が教育実習も兼ねて、学校をサポートしに行ったり、ド
イツからの経験豊かなシュタイナー教員が教えに行って、
学校の教育活動を助けています。

最近では、アフリカ、南アジアなどの地域での精力的な
ウォルドルフ教育活動を良く耳にします。素晴らしいと
思うのは、これらが、その地域のいわゆる「お金持ち」
でない家庭の子供達が行く学校であるということ。この
学校の父兄も、多くが農民だそうです。

上に紹介したホームページには、このシュタイナー学校
の様子と、子供達の美しい笑顔、彼らの作品や授業風景
などの写真が載っています。

フォト・ギャラリー
http://www.balamitra.org/balamitra/gallery.html

彼らの学校の名前にある"Waldorf inspired"という言葉
は、日本語に直すのがちょっと難しいのですが、直訳す
ると「ウォルドルフ教育(シュタイナー教育)に鼓舞さ
れた」、つまり、ウォルドルフ教育に感化され、素晴ら
しいと思って、それを取り入れようとしながらの教育だ
ということ。

「ウォルドルフ学校」「シュタイナー学校」と言い切っ
てしまうのと、「Waldorf inspired」と呼ぶのと、随分
印象が違うと思いませんか。

私の印象ですが、「ウォルドルフ学校」「シュタイナー
学校」と言ってしまうと、シュタイナー教育のメソッド
にのっとって、忠実にシュタイナーの言っていることを
実行している学校に思えます。(現実はさておき(笑))

「Waldorf inspired」と言うと、シュタイナーの言って
いることに感化され、素晴らしいと思って、シュタイナ
ー教育に心を動かされている。でも、インスパイアされ
ながら、教育を「自分が」創り上げて行く。

言葉から、こんな印象を受けます。

でも、シュタイナー教育のあるべき姿というか、実際、
シュタイナー教育者の姿やその精神は後者の「Waldorf
inspired」に近いものだと、私は思うのです。

まずは、「自分」がそこにある。シュタイナー教育から
得たインスピレーションを自分のものにして、シュタイ
ナーではなく自分が教育を創り上げて行く。ドグマに陥
らない。

とはいえ、一般的な「シュタイナー学校」と「Waldorf
inspired」の違いは、前者の方が経験のあるシュタイナ
ー教員がいたり、設備がもっとシュタイナー的に整って
いたり、歴史があったり、シュタイナー学校の協会に所
属していたりするのに対して、後者はまだ新設でシュタ
イナー教員の免許をもつ教員がほとんどいなかったり、
まだまだ発展途上であったり・・・ということが多いよ
うですけどね。


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